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当院での体外受精

体外受精・顕微授精

当院では、生殖医療専門医である院長のもと、経験豊富な認定胚培養士と生殖カウンセラーの資格を持つ看護師とともに、一人ひとりの患者様にあった丁寧な治療を心がけており、開院以来、常に高い妊娠率をキープしております。

 

卵巣刺激法

アンタゴニスト法

 月経が開始して3日目くらいより卵巣を刺激する注射(hMGFSH製剤)を開始します。数日注射した後、超音波検査にて卵胞の大きさを確認し、最大卵胞の大きさが14mmくらいになったらGnRHアンタゴニスト製剤を、卵巣刺激の注射と併用していきます。

 

ショート法

 月経が開始してからGnRHアゴニストの点鼻薬を開始する方法です。月経開始3日目頃より卵巣を刺激する注射(hMGFSH製剤)を開始します。採卵に適した大きさの卵胞ができるまで超音波検査にてモニターしながら注射を打っていきます。採卵の前々日の夜にhCG注射を打つまで点鼻薬を使用します。

 
 

 

自然周期法(クロミッド・フェマーラ周期)

 月経開始2-5日目頃よりクロミフェンやフェマーラを内服して頂き超音波検査により卵胞発育を確認し、必要があればFSHhMG注射を追加投与します。この方法では排卵を抑えませんので自然排卵してしまう確率が上記の方法より高くなります。

 

卵巣刺激をしてから採卵をおこなうか、またどのような方法で卵巣刺激を行うかは事前にホルモン値や超音波検査などを行い、それぞれの患者様に最良な方法を決定します。

 

採卵

   いずれの方法も卵胞が十分に発育したことが確認できたら採卵日を決定し、採卵予定時刻の34-36時間前に卵子の最終的な成熟を促す注射(hCG注射)を打ちます。自然周期法やアンタゴニスト法の場合、注射の代わりにGnRHアゴニストの点鼻薬を用いることもあります。

 採卵の方法は超音波採卵法(経膣的)で行います。

超音波採卵は麻酔を行い、膣から刺入した針で発育して大きくなった卵胞を一つずつ穿刺して卵子を卵胞液とともに吸引採卵します。 

 

受精卵の移植と凍結

 卵子と精子を一定の環境で共培養することで受精させます(媒精)。受精卵(=胚)の細胞分裂(分割)がすすむまで、数日間体外で培養します

 胚移植の方法には23日間の培養ののち48個の細胞に分裂した胚を子宮内に戻します。56日間体外で培養して胚盤胞という状態になってから移植を行う場合もあります。

患者様の状態やご希望によっては胚を凍結し、次の周期以降に移植することもあります。

 

融解胚移植

採卵後に凍結した胚を翌周期以降に移植する方法です。自然排卵に合わせて移植を行う自然周期法と、ホルモン剤を投与して凍結胚の分割状態にあった子宮内膜を調整し、胚移植を行うホルモン補充周期法があり、患者様の状態に合わせて方法を決定します。


アシステットハッチング

 移植する直前に透明帯の処理を行うアシステットハッチングを行うことで妊娠率が上昇する場合があります。

 

顕微授精

顕微鏡下に、特殊なガラス管を操作し、採卵した卵子の中に直接精子を一個直接注入する方法です。精子濃度が低い男性不妊症の方や受精障害がある方に行います。

顕微授精を行うか媒精を行うかは精子の状態や、患者様の過去の治療成績、患者様のご希望などをふまえて決定します。

 

 

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カウンセリング

 生殖医療カウンセラーの資格を持つ認定看護師が必要に応じてカウンセリングを行います。

精神的に辛いことも多い不妊治療をあらゆる面からサポートさせていただきます。