診療案内

風疹について

妊娠中に風疹に感染すると赤ちゃんに様々な障害が出る可能性があります。
妊娠を希望されている方は事前に風疹抗体を測定し、抗体が低い方は妊娠前にワクチン接種を行うことをお勧めします。
ワクチン接種後は2ヶ月間避妊をすることが必要です。
妊娠を希望される方とそのパートナーの方は名古屋市に住民票のある方は抗体検査や麻疹風疹ワクチンを無料で受けられる場合があります。

子宮頸癌ワクチンについて


子宮頸癌はヒトパピローマウイルスというウイルス感染が原因で、日本では年間約1万人が罹患し2800人が亡くなっています。
このヒトパピローマウイルス(HPV)を防ぐのが子宮頸癌ワクチンです。
現在公費接種となっているのが2価ワクチンと4価ワクチンです。2価ワクチンは子宮頸癌の主な原因となるHPV16型と18型、4価ワクチンは16型・18型に加え尖圭コンジローマの原因となる6型・11型に対するワクチンです。
小学校6年生から高校1年生の女子が接種対象となっており、初回、初回から2ヶ月後・6ヶ月後の3回接種が必要なため、高校1年生の9月までに開始すればすべて公費接種で受けることができます。
また、今年9つの型のウイルスを防ぐ9価ワクチンが承認され日本でも接種できるようになりました。2023年4月以降9価ワクチンが公費補助の対象となる予定です。詳しくはクリニックにおたずねください。

ワクチンの予約について

当院での予防接種は完全予約制です。お電話もしくはご来院時に受付にて予約をお取りください。
予約枠:月 火 水 金 9:30~11:15   15:30~17:15   木 9:30~11:15(木曜午後は休診です 土曜日は予防接種は行っておりません)
子宮頸がんワクチンの場合は必ず予約時に何回目の予防接種かお伝えください。(2回もしくは3回接種が必要です)
ワクチンの取り寄せに1週間程度かかるため、接種日はご連絡頂いた日から1週間以上先のお日にちでお願いします。
名古屋市外に住民票のある方は予約時に必ずお申し出ください。(名古屋市外の方は自費になります。)
接種した後、院内で30分経過観察を行う必要があります。
16歳未満の方の接種には保護者の方の同伴が必要です。
接種当日に体調不良の方、インフルエンザに感染し治癒後2週間以内の方、新型コロナウィルス感染症に感染し治癒後4週間以内の方は接種できませんので必ず予約の変更のご連絡をお願いします。その他感染症に感染した場合は当院までお問合せお願いいたします。
子宮頸がんワクチン接種から新型コロナ感染症の予防接種は前後2週間あけてください。
当日の持ち物
診察券・保険証・医療証・接種シール券・母子手帳・1回目の接種時にお渡しした接種記録カード

☆子宮頸がん予防接種(シルガード9)の予約をされた方は【シルガード9を接種される方へ】をクリックし動画をご覧になってから当院へお越しください。